メリットとデメリットで一喜一憂する子供たち
手術には、診断や予約を含めた「時間」「費用」そして子供の身体への「負担」が掛かります。

できることならばその後一生ワキガに悩まないようにしてあげたい。

そういう気持ちで親御さんは手術を検討すると思います。

  • ニオイが完全になくなり
  • 汗が激減し
  • 再発もしない
  • 副作用もなくて
  • 手術したとはわからない程の綺麗な傷跡

完璧なワキガ手術を想像するとこのようになりますよね。しかしこれらを100%満たす手術はありません。

今回は、現在主流で行われている手術のメリットとデメリットを紹介します。また、子供に手術を受けさせる際に注意すべきこと、手術後にニオイとどう付き合っていくかという点についても少し触れたいと思います。

現在主流の腋臭(ワキガ)手術

皮べん法(剪除法)

腋に5cm程メスを入れ皮膚を裏返し、アポクリン腺と皮脂腺をかき取っていきます。実際に医師がアポクリン汗腺を確認しながら取り除く為、効果の高い手術です。

メリット

  • 医師がアポクリン腺を確認しながら取り除くので効果が高い。
  • ワキ毛が生えてこなくなる(男の子にはデメリット?)
  • 保険が適用され、自己負担は4~5万円程度

デメリット

  • 切開する範囲が大きく、傷跡が残る。体への負担が大きい。
  • 術後はワキを固定され、しばらくは不自由な生活を強いられる。
  • 動くのに支障がないレベルになるのに1ヶ月程かかる。
  • 術後臭という燃えたようなニオイに悩まされる事がある。
  • アポクリン腺を取りきれるかどうかは医師の腕次第。

クワドラカット法

3mm~4mm程切開し、カニューレという器具を挿入して汗腺層と浅筋膜の間を剥離します。その後シェーバーを挿入して汗腺層を削除・吸引する手術です。

メリット

  • 切開する範囲が小さく、傷跡が目立たない。体への負担が少ない。
  • 術後はガーゼで固定されるが2週間後には運動ができる。

デメリット

  • 直接アポクリン腺を確認しない方法なので医師の熟練度が問われる。
  • アポクリン腺を取りきれないと再発する。
  • 保険が適用されず、35万円程度の費用がかかる。

ミラドライ

マイクロウェーブという電磁波を腋にあて、水分の多いアポクリン腺とエクリン腺の機能だけを破壊するという切らないワキガ治療です。

メリット

  • 身体を傷つけない。
  • 手術がすぐに終わる。
  • 手術後は普通に生活ができる。
  • 剪除法やクワドラカット法のような医師の熟練度を必要としない。

デメリット

  • 全ての汗腺は壊せないので残った汗腺の回復機能によって少し臭いが復活する。
  • 不完全に破壊された汗腺が再生する。
  • 保険が適用されず、35万円程度の費用がかかる。

※この他にも超音波を使った方法や、クリニック独自の方法などがあります。

どの手術方法でも再発のリスクはつきまとう

どの手術方法でも完全にアポクリン腺を取り除く事は難しく、残ったアポクリン腺によるワキガ再発のリスクは常にあります。

また、アポクリン腺は第二次性徴期に活性化するので、第二次性徴(思春期)前に手術をした場合は取りきれなかったアポクリン腺が活性化し、臭いが再発する可能性があります。

腋の汗腺が減少することによって代償発汗が起こり、背中や手足から異常に汗が出る事や腋ではなく他の部位が臭うようになる事もあります(スソワキガ、チチガetc)。

ワキガ手術とはこういうもので、臭いが100%なくなるものではありません。

高い費用を払ったり、身体に大きな負担があったりするので、臭いが再発すると「こんなはずじゃなかった!」「もっと臭いが減ると思った!」と思ってしまうのです。

重要なのはこのような再発のリスクを理解して、完全に取りきれなかったワキガの臭いとどう向き合っていくかです。

手術をすれば臭いは減ります。でも少しは残ります。その少しの臭いを減らす努力は続けなければなりません。

腋臭(わきが)手術を子供に受けさせる時の考え方

腋臭手術を検討したならば、これらのメリット・デメリットを子供に伝えた上で、本人の意思に委ねなければならないと考えています。親が決めるではなく、子供に決めてもらいます。

早めに手術をして臭いから解放してあげたいという気持ちもわかりますが、できればアポクリン腺が活性化する思春期頃にしっかりと話しあってください。その方が再発リスクが少なくなります。

手術後はデオドラントを併用すると安心感が得られます。あなたとお子様にとって一番良い方法が見つかることを願っています。

子供に最適な腋臭(ワキガ)クリームランキング

このランキングには理由があります。

我が家がクリアネオを選んだ理由とは?【ランキング詳細を見る】